子宮体がんの検査を受ける

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u_uf78c121によるPixabayからの画像

前回少し触れていた、子宮体がんにまつわることを。
私には3歳離れた姉がおり、彼女が40歳過ぎてからだろうか、生理について相談を受けることがあった。ちなみに姉は20代後半で出産しており、子供はもう大学生だ。

初めて姉の生理について心配したのは、経血過多の症状だった。
「血が多過ぎて、夜用ナプキンでも間に合わない。どうしたらいいだろう」と電話だったかLINEだったか、連絡があったのだ。
私は元々月経量が多く、実家で一緒に暮らしてた当時は、お風呂上がりのバスマットに垂れてしまうほどだったので、夜用ナプキンとタンポンを愛用していた。
相談を受けた当時、たまたま間違えて購入した、過多月経向きの40cmあるナプキンを使っていたので、それをお勧めしつつ、婦人科の受診も必ずするよう、アドバイスしたと思う。

結果、婦人科で何かしらの診断を受け、定期検診をしていたはずだ。その後も出血量が多かったり、生理が長引いていることをよく聞いてはいた。さらにまた病状が悪化した3年前に、子宮体がんの疑いがある、と診断された。
(その後の検査で、がん一歩手前の状態という診断されたそう。現状は悪化しておらず、今も半年に一度の経過観察を続けている)


その頃、不妊治療に取り組み始めていた私は、さすがに実の姉ということもあり、自分は大丈夫だろうかと不安に襲われた。一般的な不妊治療の検査では、子宮頸がんの項目はあっても、体がんまではカバーしていない。これは早めに検査しておいた方がいい、と痔の手術前に近所の婦人科を訪れた。

病院で「実の姉が引っかかったので、念のため検査したい」と伝えると、即日だったか後日だったか、結構すぐ検査することが出来た。

その検査が姉からものすごく痛いからあんまり受けたくないんだよね、と聞いていたけれど、なかなかどうして本当に痛かった!! その後何度か経験した、子宮からの採卵と肩を並べるくらいの鋭角的な痛さ! あれを半年に一回受けなきゃいけないのは苦痛だろうと心から思う。しかし命の危険のある病気なので、耐えるしかないと思うと、暗澹たる気持ちになる。

そんな痛みを体感した検査結果は、無事陰性だった。私は何の疑いもなかった。
ほっと安堵しつつも、姉の辛さを考えると手放しでは喜べず、同じ姉妹でも違うんだなとしみじみと思った出来事だった。

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