日帰り手術前後の日記を発見

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StockSnapによるPixabayからの画像

普段あまり日記はつけないのだが、半生以上の年月を共に過ごしてきた、いぼ痔とのお別れには思うところがあったのか、手術日前後の1ヶ月ほど、手書きしていたノートがあった。

手術日の1週間前から飲酒を控え、その間に子宮体ガンの検査も受けたり、なかなか忙しい。
(子宮体ガンの件は、また別のスレッドでお伝えします)
前日も22時過ぎまで自宅で仕事をしていたようで、痛む患部を抱えながら0時手前になんとか就寝した模様。

日記によると、手術日はいたって順調だった。
まず腕に点滴や局部に麻酔を施され、うっすらある意識の中、30−40分くらいで切除完了。
担架で隣室に移され1時間ほど休息し、点滴をつけたまま待合室へ移動。
診察室に呼ばれ、医師による手術の経過説明を受け、切除した3本のイボ痔を見せてもらう。
私の感想は「へその緒みたい」だ。思っていたより、かなり小さく、この子たちのおかげで何十年も苦しんできたのかと思うと、あっけないような、可笑しいような気持ちに駆られたよう。

術後は、迎えにきてもらった夫と、近所のスーパーで買い物しながら帰れるほど、しっかりとした足取りで、帰宅後も麻酔が切れるまでは元気に過ごせた。その後訪れた眠気に勝てず、寝室で休み、夕飯を当時利用していたOisixのキットで作り、しっかり完食。

当日はシャワーもNGで、処方された薬を飲んで就寝したものの、痛みや違和感で朝方何度か起きたとある。
3時、4時半とトイレに行き、患部のガーゼを交換。7時に便意を感じトイレへ籠るものの、なかなかの痛みで朝食を摂る気になれず、ヨチヨチ歩きで病院へ。
大人気の院内は、スリッパも確保できず、2月で寒い中1時間ほど待合室で過ごし、すっかり具合が悪くなった。やっと呼ばれた診察室では、医師が処置してくれた坐薬に悲鳴をあげながらも、経過自体は良好と聞き、安堵。
強めの痛み止めを処方してもらい、調剤薬局に寄り、帰宅後すぐにお風呂であったまる。少し痛みが和らいだものの、ベッドに倒れ込み、昼食にうどんを作って食べる以外は、ひたすら寝ていた。
そんな生活を4日ほど過ごし、合間に出てきた頭痛と発熱の症状にうなされながら、排便と入浴、睡眠を繰り返す。

そうしながら1週間、仕事にも復帰し、発熱や排便痛はありながらも、デスクワークをこなし、外出もできるように。患部が快方に向かうと、かゆみが出るようになり、温めながら安静に務め、2週間もたつと運動もOKに!
その後診察が1週ずつ、2週ずつ、1ヶ月と間が開くようになり、春には肛門科を順調に卒業できた。

日記によると、手術代自体は2万円もかからなかったとある。前後の診療代と合わせても、おそらく3万円前後で、不治の病と思い込んでいた持病とおさらばできた。
やはりセカンドオピニオンや諦めない気持ち、一人の医師だけに頼らない客観性は、病気や診察において大事なんだなと痛感した出来事だった。

そしてこの経験が、その後の不妊治療や妊娠・出産にとても有意義に役立っている。
この時思いきって、手術をしてよかった!と心から思っている。
同じ症状で悩んでいる方には、心から手術をお勧めします!!

次回は、冒頭に少し書いた子宮体がんの検査について、お伝えします。

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